学伸塾は、小学生の在籍人数が少ない…。( ;∀;)
もっともお問い合わせをいただいても、子どもが「部活」をやりたがっているようであれば部活を優
先して下さいとお断りしてしまっていることも要因ではあるが…。
しかし、ちょっと考えを改めようか…と真剣に悩んでいる。
いや、むしろ積極的に小学生の段階から鍛えていかなければ…、とさえ思うようになった。
原因は、中学生の基礎学力のなさ…。
もちろん、しっかりしている子が大半なのだが、中には小学校段階で破滅的であったであろう生徒も
いる。特に分数や割合、単位量あたりなど。中2の基礎計算(文字式)の演習で分数式が出てくると、
露骨に能力差が表れる。いや能力差と言ってはいけないのだろう。定着率の差といったところか。最小
公倍数を使った通分すらスムーズにできない中学生が意外と多い…。要は、小学校段階で当たり前のよう
に分数の計算ができるレベルまで自分を高めてこなかったのだろう。まぁ、当時は「今これを完璧にし
ておかないと、中学校の数学で苦しむ」なんてこれっぽっちも考えなかったであろうからね。少なくと
も塾に入っていれば、「先を見据えた指導」を受けることによって今よりもっともっとマシな状態では
あったはずだよね。
そして、単位量あたりができないと「理科」にも影響がでる。理科の計算なんて、それこそ圧力にし
ても密度にしても単位量あたりだしね。この辺の感覚はキチンと身につけておきたいよね。
そして「地理」だな。中2の地理前半なんて、結構5年生で習うはずではないのかな。5年社会の塾
教材を見ていると、そのまま中2社会で通用しそうだけど…。生徒と一緒に板書を完成させようと思って
いろいろ質問しても、「…。」という反応が多いよね…。(;^_^A それどころか、「そんなの初めて聞い
た…」とまで言われる始末。「おいおい、絶対に5年生でやってるはずでしょ…」と心の中でツッコミを
入れることも多い。う~ん、いったい何をどうしてきたのか…。
幸い、娘が5年生になったので、娘を使っていろいろと試そうかと思っている。(自分の娘を実験台
に使うなんて、何てヒドイ親だ…、と言わないでくださいね。) 今のうちにどれくらいのことを教え込
んでおけば、中学校の勉強がどれくらいスムーズになるのか、ものすごく興味がある。上手くことが運
んだら、塾でもどんどん実践していこうと思う。
ちょっと、本腰を入れて5年生から生徒を鍛える方向にシフトしていかないとね。ブログを書きなが
ら、心底そう思うようになってきた。部活のない日を通塾日として選択してもらえば、部活と塾の両立
も十分に可能だものね。
経験上、勉強で大きな躓きを見せるのであれば5年生だろうということで、学伸塾は5年からが指導
対象学年ということになっているのだが、改めて思う。
5年生はやっぱり大事な学年だ。