中1生のこの時期は、居残りが発生してしまった場合でも最大午後10時30分までとしている。他
の学年は慣れてしまっているので、家庭の了承があればもっと遅い時間まで残ることもあるが、中1生
は体力もまだまだついてきていないので、どこまで居残りを可とするかも「徐々に」伸ばしていこうか
といったところだ。
普段のチェックテストの勉強がしっかりしていれば、多少授業中に演習ノルマが出ても居残りがMA
Xまで行くことはない(ボリューム調整はしているので)はずだが、それでも翌日に持ち越しが出てし
まうという事は、チェックテストに向けた準備が足らない(基礎がしっかり身に付くところまで頑張り
切れていない)か、あるいは根本的な処理スピード不足ということになろうか…。いずれにしても「徐々
に」修正していかなければならない。
この時期の英語や理科でひっかかってしまうということは、例えば家で本人は復習をしているつもり
だとしても、実際は「眺めている」だけになってしまっていないかな。五感に訴える暗記を推奨してい
るので、声を出しながら(聴覚)指書き(触覚)をするなどは是非ともやってほしいね。
そのうえで、塾のチェックテストがある直前または前夜くらいに、小テスト形式で答えの書き出しを
行うことで自主的に内容確認をしてほしいな。漢字で正しく表記できるかどうかも重要だからね。だっ
てそうでしょ? 正しく書き出すことが出来なければ、テスト本番では数字に結びつかないのだから。
セルフチェックは必須。しっかりと自分の出来を把握しておこう。自分で小テストをして、間違えが見
つかった場合はそこをピンポイントに修正すればいいのだからね。安定してチェックテストで合格が出
来ていない生徒は、勉強のあり方そのものを「徐々に」変えていこう。そうすることで自分にとってベ
ストの勉強法もいずれは確立できるようになるはずだ。