中２の学伸テスト…、一体何を試すのって感じだ。
準備…、してないよな。こんな答案の採点をさせるなという気持ちになった。
あれだけ連休前からお膳立ての復習授業をしたり、早めにテキスト課題が進むように範囲も早めに伝
えたのに…。結果がこれかい？
テスト自体もずいぶん長引いた。そもそも、基本内容のテストなのだから、普段のチェックテスト勉
強がしっかりしていて、かつテキスト課題を「覚える」つもりで頑張ってこれば、テスト時間も延長す
ることはない。毎年ほぼ同じテストを使用しているのだから、生徒が問題を解く時間もおよそ想定が出
来ている。こちらの指定した時間枠で解ききれないこと自体が、しっかり練習できていない証である。
当然、時間枠で解ききれないような状態でテストを受けたのだから、正答率も高いわけがない。僕の
想定をはるかに下回った…。そんな出来でありながら、すき間時間に少しでも遅れを取り戻そうという気
概のある生徒も数えるほど…。塾に何をしに来ているのかと本当に憤りを覚える。
そんな状態だから、当然テスト後は厳しい檄が飛ぶ…。もう、何度この光景を繰り返しただろう。向上
心を失ったのであれば、この塾から去らねばならない。頑張りたい生徒は他にもいるのだ。ヤル気のな
い生徒が貴重な席を奪ってはいけない。生徒たちにも伝えたが、向上心がないのであれば潔く塾を去る
という決断をしてほしい。誰も攻めはしない。この塾の門は、貪欲に上を目指す「闘志あふれる」生徒
のみがくぐること許されているのだ。
この塾で頑張るという決断を下した生徒は、今回の遅れを取り戻すべく「覚悟」を持ってしっかりと
補習に臨むこと。今後、自分の中で何か変わるのものがあれば今回の学伸テストは「いい機会」だった
ということになるよね。１つ１つの機会を意味あるものにできるよう、しっかりと励んでほしい。