２学期のテスト結果が危うい…。
中３生の学伸テスト結果を見た素直な感想だ。
基礎問題にも関わらず、上位層も取りこぼしが目立つ。
事前に総復習プリント等でお膳立てされていたにも関わらず…、だ。
中には「受験する気あるのか？」と問いただしたくなるような生徒もいた。（当然、のちほど個別に
問いただした。）
約２か月後には２学期の内申が出そろう。公立高校か私立高校かの最終決定の場もやってくる。ある
程度の内申が無ければ、公立どころか私立高校すら受験校が限られてくる。そんな大事な場面の学伸テ
ストの準備１つまともにできずして、何が受験か。まだまだ覚悟の足りない生徒がいる。それが何より
残念。ここの重要性は前もって段階的に伝えてきたつもりだったけどね。あくまで“つもり”で終わってし
まったようだ。
基礎がまともに身に付いていない人間が、その上に何かを積み上げることはできない。ましてや、昨
今の公立高校入試は大学入試改革を見据え、基礎知識がある前提で活用させる問題へと変貌をとげよう
としている最中である。つまり、基礎がしっかりとできなければ、今まで以上に進学はしにくいという
構造になるつつある。まぁ、基礎知識が無ければ思考の前提がないわけだから、当然と言えば当然では
あるけれど…。
当然、全体に気を引き締め直すよう話をした。どこまで１人１人の心に響いているかはわからない。
すべては補習時の取り組み、姿勢で判断していくことになる。すき間時間を有効に使い、遅れを取り戻
すべく、ガムシャラにやるべきことをやってほしい。そのうえで、来週から始まる対策授業で上積みを
していこう。