中2数学の「証明」だが、1回の授業で根本
理解ができている生徒というのは多くはない。
まぁ無理もない。今までそういった思考をし
てきていないのだからね。指導する側も1回の
授業ですべてを理解させれるとは思っていな
い。( ;∀;)
ただ、「学び」というのは、“理解してから問題を解く”パターンと“問題を数多く解いているうちに理
解が深まっていく”パターンと2つあるからね。どちらがいいということもない。生徒それぞれのタイプ
にもよるしね。今年の学伸塾2年生に関しては、完全に「後者」のパターンの方が合うかなと思ってい
るので、今回の授業は“穴埋め形式”で多くの種類の証明問題の演習を実施した。もちろん単調な作業が続
くので、飽きないように、緊張感を持たせるように、“せんぶり茶杯”の形にはしたけどね。( ´艸`) 授
業後に絶叫がこだましたしたことは想像に難くないよね…。
多くの演習を重ねた結果、授業前半は悲惨だった証明が授業の後半にはかなりできるようになってき
た。しかも後半で取り扱う問題の方が意図的に穴の量を増やしてあるので、ほぼ8割方は自分で書く形
にもかかわらず…だ。ほらね。やればできるようになるでしょ?って感じだ。問題
数を重ねながら解説を聞くと、同じような説明でも妙に腑に落ちるところってあるでしょ? それって
自分自身がわかってきているからなんだよね。
こういう勉強法もあるんだってわかってくれるとうれしいね。家で勉強するときも、“理解できないか
らやる気がでない”ではなく、“とりあえずやってみよう。やってくうちにそのうちわかるかも!”という
感じでドンドン取り組んでみてほしい。案外、食わず嫌いをしてただけかもしれないよ? やってみた
ら後から理解が付いてくる問題って結構多いと思うよ。しかも、演習を重ねながら
“そうか!そういうことか!”って根本理解できた内容って、簡単には頭から抜けないからね。問題を解き
ながら理解が深まると、きっと勉強も楽しくなってくると思う。ちなみに僕は学んだ知識がいろいろと
頭の中で他の知識と結びついたときに、「勉強っておもしろいな」と感じる。その感覚は今も変わらな
い。だから、この歳になっても(クゥ😢)勉強は嫌いじゃないし続けているよ。