ゆとり教育から脱却するべく、教科書改訂が複数回行われてきた結果として、かなりの
知識量を必要とする学習内容へと変わってきている昨今、できる生徒とできない生徒の格
差は広がるばかり。学校現場では当たり前のようになっている現象が、塾内でも見られる
ようになってきている。
もっとも、できる生徒はまず意識が高い。そして先を見据えて逆算で動く傾向が強い。
“今できること”を次に持ち越すようなことはしないんだよね。その日その日にキッチリと
やるべきことをやる。そしてじっくり寝て、睡眠中に脳内を整理し(もちろん無意識)、
翌日にさらなる確認作業をすることで、必要な知識を獲得していく。
対して出来の芳しくない生徒たちは、本当に意識が低い。まさにその日暮らしをしてい
るような感じだ。当然、先を見据えた逆算はできないので、アップアップした状態で余裕
のない日々を送っている。そして、とにかく言い訳が多いね。┐(´д`)┌ヤレヤレ
人間って、精神が肉体を凌駕することがある。それぐらい心の部分って人間を支配して
いるんだよね。その心の部分や意識をもっと変えさせないと、こういった生徒は伸び悩ん
じゃうんだろうなと思っている。何とかして1人1人の意識を変えさせないといけない。
アプローチの仕方は十人十色。いろいろな角度から仕掛けていくこととしよう。意識の部
分での塾内格差だけは、早急に解消しなければなるまい。