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現状を打破するための提案

 言えるけれども

 

 書き出すことができない。

 

 そんな光景を立て続けに見てきた。

 

 なんでそんな状況になると思う?

 

 考えたことはあるかい?

 

 

 その原因を考えない限りは

 

 今以上にはなれない。

 

 普段は

 

 暗記ペンセット等を利用して

 

 まずは覚えるべき事柄を

 

 “言える”

 

 かどうか確認する作業の反復で良いだろう。

 

 しかし、

 

 ある程度頭に入ったと判断したら、

 

 必ず自分で小テストをして

 

 “書き出すことができるかどうか”

 

 をチェックしなければならない。

 

 この作業を軽んじて

 

 “見たから書ける”

 

 と勘違いしてはマズい。

 

 暗記系のチェックテストで失敗するパターンは

 

 大半がこのタイプ。

 

 覚えたかどうかは

 

 必ず書き出して確認することだね。

 

 

 そして

 

 基本事項が頭に入ったのであれば、

 

 即、実践練習を重ねて

 

 使える、活きた知識へと昇華させよう。

 

 そのために学校の副教材があるんだよ。

 

 そのプリントしかできないような丸暗記では

 

 テストでは通用しないからね。

 

 たった1つの解答であっても

 

 いろいろな切り口・問われ方が存在する。

 

 だから、問題慣れをすることも重要。

 

 普段、学校の授業で使わない教科のものであれば、

 

 覚えたところまで先に進めてしまえばいい。

 

 記憶の定着度も上がるし、

 

 後々提出課題になる問題集の先取りだから、

 

 テスト前に余裕もできる。

 

 まさにイイこと尽くしだ。

 

 また、

 

 1周目は、裏紙等に解答を書いておけば、

 

 テキストを何周もできるよね♪

 

 ちなみに、

 

 今、わが娘に実践させているのがこの流れ。

 

 もちろん、

 

 その答えに至るまでのプロセス・軌跡は書き残させるよ。

 

 選択問題では

 

 単に正答を選ばせるにとどまらず、

 

 “なぜその選択肢を選んではいけないのか”

 

 も書き出すようにさせている。

 

 絶えず、頭を回転させ、

 

 正しく知識が活用できるかどうかを確認しつつ

 

 問題集の利用価値を高めているんだ。

 

 効果は絶大だよ。

 

 慣れるまでは、大変だとは思うが、

 

 これが当たり前になってしまえば、

 

 勉強密度が格段に濃くなる。

 

 ぜひ、試してみてほしい。

 

 こんな流れが習慣化されたら、

 

 チェックテストで不合格になることも

 

 テストの得点が伸び悩むことも

 

 避けられると思うよ。