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娘と話を…

 金曜日の夕方、

 

 一通のLINEが届いた。

 

 書かれていた内容は

 

 愛娘の中間テストの素点…。

 

 

 

 「自分の力だけでやってみたい!

 

 そう言って

 

 撃沈した

 

 昨年の1学期期末テスト以来、

 

 日々、

 

 塾の授業プリントを活用し、

 

 学校の副教材を使って復習中心の勉強をし、

 

 テスト期間には

 

 副教材の2周目・3周目をすることで

 

 何とか9割以上の得点率を

 

 当たり前にしてきた。

 

 もちろん、

 

 自己採点と解き直しの後で

 

 親が最終チェックをするようにもしていたが…。

 

 

 

 愛娘は今年、中2になった。

 

 中学校生活1年間を通じて

 

 ある程度、

 

 日々の勉強の在り方、

 

 テスト対策に関する流れ、

 

 を掴んだであろうということで

 

 今回は

 

 本人のやるがままに任せてみた。

 

 当然、

 

 親によるチェックもなし。

 

 本人が理解できない問題があった場合、

 

 付箋を貼ってリビングにおいておけば、

 

 僕が帰宅後に解説を書き残す

 

 ということだけはしたけれどもね。

 

 

 結果はまたもや撃沈…。

 

 得点率は9割を切った。

 

 クラス平均が40点台の科目が2科あったとはいえ、

 

 実際の問題レベルは

 

 そこまで高くはない。

 

 極端にできない子、

 

 勉強していない子の割合が多すぎて

 

 その子たちが平均点を

 

 著しく押し下げているに過ぎない。

 

 本日、起床後に答案用紙と問題用紙に目を通したが、

 

 そもそも、失点した部分が

 

 反復練習不足によるものが大きかったのだ。

 

 

 愛娘には

 

 こんな話をした。

 

 

 国語が常に9割以上をキープできるのだから

 

 地頭はいいんだよ。

 

 教科書を読んだり、

 

 授業を聞いていれば、

 

 ある程度の基礎基本はできるようになるだろうから

 

 ノートまとめに時間を使わず、

 

 演習量を増やす方向で考えてごらん。

 

 その中で、

 

 自分が間違えやすいポイント、

 

 更なる練習が必要な単元、

 

 理解があいまいな部分、

 

 そういったものが自覚できると思う。

 

  そして、

 

 みんなが嫌がる

 

 基礎の反復は決っして疎かにしてはいけない。

 

 絶対的な勉強時間は

 

 一般的な中学生より多いはずだから、

 

 処理スピードを速めて

 

 時間密度を濃くしよう。

 

 そこが改善されれば、

 

 すぐにでも浮上できるよ。

 

 そもそも

 

 それだけの力はあるんだから。

 

 もっとも、

 

 今のままで満足しているなら

 

 これ以上は何も言わないよ。

 

 でも、

 

 返却された答案を見て、

 

 何か思うところがあったのなら、

 

 その時点で満足はしていないよね?

 

 何かあれば

 

 親に頼ることができる環境なのだから、

 

 必要なことがあれば

 

 遠慮なく言えばいい。

 

 望むなら

 

 いつでも協力はするから。

 

 

 娘の目から

 

 涙がこぼれた…。

 

 何かを感じたのだろう。

 

 解き直しをした際に、

 

 理解不能な問題はあったかを確認したら、

 

 全体で2問ほどとのこと。

 

 あとは、

 

 答えを見ずに解き直しをしてみて、

 

 すべて正解したと我が奥様から聞いた。

 

 

 1回のテスト結果が悪かったからと言って

 

 その部分について

 

 とやかく言う気はない。

 

 ただ、

 

 突き付けられた結果を通じて

 

 取り組みや意識を変えさせること

 

 は必要だと考えている。

 

 今回の結果を受けて

 

 愛娘が一皮むけるのであれば

 

 それでいいさ。