勉強しなければならない理由、
勉強する意味、
こういったものを求める生徒は、
結局のところ、
勉強をやらなくていい理由
を求めているに過ぎない。
だから、
こういった質問をされた場合には
こう返すようにしている。
目の前のやるべきことを
キチンとやろうとしない人間が、
将来、
何を為せるんだい?
と。
今学習している内容が
そのまま使えるかどうか
という狭い視点で
目の前の勉強を
捉えてはいけない。
身の回りの様々な現象・事象への理解を深めたり、
頭の使い方、
思考の土台の形成、
物事の判断力の育成、
といった訓練がなされている
という認識が妥当だろうと思っている。
今ある学習の1つ1つは
単なる点に過ぎない部分も多いが、
学習を重ねるにつれて
点と点が結びつき、
理解が深まる瞬間が
必ず訪れる。
いろいろなものが結びつき始めたら、
勉強する意味も
自ずと見いだせると思うけどね。