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負荷は必要

 生徒にとって

 

 負荷のかからない通塾

 

 というのは

 

 一見すると

 

 理想的に映る。

 

 

 最近は

 

 “自立型学習”

 

 を謳う塾さんも増えてきた。

 

 そこには当然、

 

 子どものペースで学習させたい

 

 という需要があるからだ。

 

 子どものペースで

 

 学ぶことができる

 

 と言われたら、

 

 さぞかし魅力的に聞こえるよね?

 

 

 でも、

 

 実態として

 

 いざやらせてみたら

 

 学力も成績もさほど伸びず…

 

 という子も少なくないんだ。

 

 子どもは

 

 易きに流れやすいからね。

 

 自分を律して

 

 あえて自分に負荷をかけて頑張る

 

 という子は

 

 決して多くはない。

 

 大半の子は

 

 自分のペースという言葉に甘え

 

 必要なことや苦手なことを

 

 避けようとする。

 

 負荷を避けて

 

 自分を鍛えられるわけはないのにね…。

 

 

 自立型でうまくいかなかった生徒が

 

 学伸塾へ転塾してくることがあるが、

 

 そういう生徒に

 

 負荷をかけて頑張らせてみると、

 

 驚くほど成績が伸びる。

 

 それなりの環境下で頑張らせたら

 

 彼らだって

 

 ちゃんと伸びるんだよ。

 

 

 長年塾で指導してきた側からすると

 

 自立型学習で伸びるのは

 

 ある程度、

 

 基礎基本がしっかりしている

 

 上位層である。

 

 自立学習ができるようになるためには

 

 ある程度の仕込みが必要な場合が多い。

 

 そうだな…

 

 少なく見積もって

 

 2,3年はかかるかな。

 

 理想としては

 

 小5~中3までの

 

 5年間くらいだと思っている。

 

 僕の感覚としては

 

 中学生のうちに

 

 段階的に

 

 自学ができるように

 

 勉強体力を含め、

 

 仕込んでいくイメージ。

 

 そして

 

 高校では

 

 自分の力で頑張って

 

 上位を維持してもらう

 

 のが指導目標である。

 

 

 自立型学習というのは

 

 基礎基本ができていること、

 

 自分なりの勉強法が確立されていること、

 

 の上に成り立つものだと思っている。

 

 自立型学習ができるだけの

 

 土台が出来上がるまでは

 

 あえて負荷がかかる環境に身を置き、

 

 基礎基本事項の定着を

 

 徹底しながら

 

 自分なりの勉強を確立させる

 

 必要があるだろう。

 

 成績が振るわない場合の多くは

 

 自分に甘く、

 

 結果が残るところまで頑張らない

 

 ことが要因である。

 

 

 最初は

 

 塾の指導と環境の力を借りながら

 

 少しずつ成功体験を味わい、

 

 徐々に自信と基礎学力をつけ、

 

 自らの勉強法を軌道に乗せていくことが

 

 大事である。

 

 そうして

 

 最終的に

 

 自立型学習へと移行できたら

 

 いいよね。

 

 

 ※段階的に

 

  生徒たちを自立型へと導く仕組み

 

  を構築されている自立型学習塾

 

  であれば

 

  問題はありません。

 

  いろいろな需要があって

 

  いろいろなスタイルの塾さんが

 

  あるわけですから、

 

  我が子の実情にあった塾を

 

  お探しいただければ幸いです。