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ほんのわずかの差の積み重ね

 ゴールデンウイーク期間中に

 

 矢作川の河川敷を

 

 ジョギングしていたときに

 

 ほんの少しの差の積み重ね

 

 の恐ろしさを

 

 まざまざと感じ取る機会があった。

 

 

 颯爽と河川敷を走っていたときのこと、

 

 後ろから、

 

 足音が近づいてくるのを感じた。

 

 振り返って見ると

 

 同年代とおぼしき人が

 

 迫ってくる。

 

 

 足の回転数はほぼ同じ。

 

 一完歩の大きさが

 

 僕よりやや大きいくらいか。

 

 よって

 

 アッサリと抜かれるわけではない。

 

 しかし、

 

 時間を追うごとに、

 

 距離を走るごとに、

 

 追いつかれ、

 

 抜かれ、

 

 差を広げられていった。

 

 30分ほど走った段階では

 

 100mほどは

 

 差を付けられただろうか…。

 

 

 一完歩ごとは

 

 ほんのわずかな差。

 

 でも

 

 その積み重ねが

 

 とんでもない差になる。

 

 

 これは

 

 勉強にも置き換えられるよね。

 

 一完歩は

 

 日々のほんのわずかの差。

 

 しかし、

 

 それを数か月、1年と積み重ねたら

 

 恐ろしいほどの

 

 取り返しがつかないほどの差

 

 になるわけだ。

 

 

 ほんのわずかの差

 

 の積み重ね…。

 

 甘く見てはいけないな…。

 

 積み重ねで開いた差は

 

 そう簡単には埋まらないよ。