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大きな懸念

 一部の中1生たちに

 

 大きな懸念がある…。

 

 

 これまでの授業プリントを

 

 事前に確認していれば、

 

 総復習用に渡すプリント自体の正答率は

 

 素晴らしいものとなろう。

 

 そして

 

 その分だけ

 

 口答チェックの数が減る

 

 わけだから、

 

 テキスト演習にも入りやすいよね。

 

 ふむ。

 

 まぁそこまではいいだろう。

 

 

 問題なのは…、

 

 プリントの出来具合と

 

 テキスト演習における正答率が

 

 相関関係にないこと

 

 である。

 

 つまり、

 

 プリントに関しては

 

 解答の場所も含めて

 

 機械的に丸暗記しているだけなので、

 

 知識として用語を覚えていないのだ。

 

 だから

 

 問題演習になると

 

 問題分のキーワードから

 

 適切な解答を導き出せず、

 

 正答率がグンと下がる

 

 という現象が生じるのだろう。

 

 

 こうなると

 

 もはや勉強とは呼べない。

 

 早く終わらせて

 

 帰宅することだけが目的となった

 

 作業に過ぎないのだからね。

 

 こういう生徒たちは

 

 学校や塾の課題等も

 

 作業として処理するのであろうことは

 

 想像に難くない。

 

 そんなことの繰り返しでは

 

 学力など伸びるはずもないし、

 

 この先

 

 尻すぼみになるだけである…。

 

 

 さて、

 

 一度しっかりと話をしようかな。

 

 そこで行動や意識が改善されるかどうかだが、

 

 そんなに簡単に変わるのであれば

 

 苦労はしない。

 

 しつこく

 

 ねちっこく

 

 変化が見られるまで

 

 説いていくしかないのだろうな。